“FIND THE WAY TO OVERCOME” TOUR 総括

"FIND THE WAY TO OVERCOME" TOUR 2021

GALNERYUSのライブツアー”FIND THE WAY TO OVERCOME” TOURを終えての振り返り記事となります。

ツアーの特徴

UNION GIVES STRENGTHのレコ発ツアー

最新アルバム UNION GIVES STRENGTHのレコ発ツアーとなります。
近年はリリース直後のレコ発ツアーがほとんどです。セットリストもアルバム収録曲がメインとなりました。

LEA加入後の初のライブ

2020年6月にオフィシャルの脱退コメントも無く前任ドラマーが抜け、後任のLEAが加入しました。加入後1年を経過しておりますが、初のお披露目となるツアーでした。
(2020/10/25の配信ライブでは既に登場済み)

肝心のLEAのプレイですが、ガルネリウスの難解な曲を叩きこなしていた印象です。
より派手なプレイとバンドへの馴染みの観点で期待したいと思います。

コロナ禍でのツアー

コロナウイルスがまだ猛威をふるっている中でのライブツアーでした。ライブハウス側、バンド共に様々な対策が取られた中でのライブでした。
ライブ、コンサートの参加に関して賛否両論あるとは思います。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は8/12に以下のように述べています。

感染リスクが比較的低い場所として、観客が声を出さないコンサートや演劇▽映画館▽公園▽図書館や美術館-を挙げ、「感染防止を徹底した上で利用可能」とした。自粛疲れで不満が大きくなっている国民に配慮する姿勢も示した形だ。

https://www.sankei.com/article/20210812-MKP6GDC7XZMXBJ4PGWOTET27ZA/

主な施策は以下の通りです。

  • 検温の実施、手指の消毒
  • ソーシャルディスタンスの確保
    • 座席
    • スタンディングの場合は立ち位置の指定
  • 氏名、連絡先の登録
    • チケットの半券に記載して提出するパターン
    • 事前にQRコードを読み込んで情報を登録
  • ライブ中の歓声の禁止

所感は2点あります。

1点目は半券に連絡先を書くことに関して、個人情報保護の観点で改善の余地があると思いました。昨今では個人情報の流出=半券一枚無くしただけでも大問題となりますが、なくしたという事にすら箱側が気づく方法がありません。また、これら個人情報を取り扱う際は規約上の合意を得る必要があると思いますが、そのような誓約書へのサインもありませんでした。

2点目は歓声の禁止についてです。 観客の良心に任せる対応であるため、ペナルティはありませんでした。残念ながら10公演中、数人は大声で歓声を送っていました。強制退場や出禁などの対応は行うべきだと感じました。

日程

以下の通り全9か所、10公演となりました。(リンク先は各会場のライブレポートです。)

本数・日程・会場共に例年通りという印象です。
ただし、長野では松本のSound Hall a.Cが選定される印象でしたが2020/11月末に閉店したこともあってか、JUNK BOXでのライブとなりました。

また、各会場すべて人数の制限があったため、通常よりは動員数が少な目でした。
特に仙台は最大50名でした。

SYUの使用機材

機材は以下の通りです。
新宿だけCrying Starをステージ上に置いてありましたが、使用はしませんでした。

  • ギター:SYUNAPPER7
  • アンプ:SYNERGY
  • エフェクター:SYU-B1 + 自作エフェクター

ピックは以下の物だそうです。(画像のご提供感謝します。)

グッズ

以下のグッズが販売されていました。マスクは初登場のグッズですね。

  • Tシャツ…¥3,800
  • スポーツタオル…¥3,300
  • リストバンド…¥1,200
  • マスク…¥1,300

また、会場限定 LINE MUSIC プレゼント&抽選キャンペーンというものが行われました。
LINE MUSICで『WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)』を666回以上聞いたうえで、会場の引換コーナーで画面を提示するとくじ引きが出来るというものです。
景品は参加賞となる「スペシャルステッカー」と当たりの「オリジナルマスクケース」の二種類でした。

セットリスト

セットリストの一覧表を作成しました。

ポイントは3点あります。

1点目は、洋楽カバー曲が演奏されたことです。以前は定番でしたが、非常に久々の演奏です。おそらく2012/1/29 Mt.RAINIER HALLでのTonight I’m Falling(T.N.T Cover) 以来かと思われます。

2点目は、WINNING THE HONORが演奏されたことです。こちらはミニアルバムの中でもタイトル曲ではないマイナーな位置づけの曲です。レアすぎて正直このツアー以降、一生聞ける気がしません。個人的なことで恐縮ですが、私はGALNERYUSの曲の中で一番この曲が好きです。

3点目は、TEAR OFF YOUR CHAINが演奏されたことです。こちらはPHOENIX RISINGのしょっぱなの曲ですが、ここ最近聞けなかった曲です。ガルネリウスらしさが詰まった曲なので今後もがんがんやってほしいですね。

MC

  • 小野さんの専門学校の生徒の話
  • 「おそらくアンコールだと思うので出てきた…」のくだり
  • 禁煙とコロナで70キロ手前まで太った話
  • SYUがセミファイナルで嗚咽を漏らした

まとめ

ツアーを通じての情報を総合してまとめてみました。
如何でしたでしょうか?参考になる情報があれば幸いです。

今後もライブに参加した際は記事におこしていこうと思います。
また、過去のライブのメモを参考に、過去ライブについても記事化を考えています。

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